第4回目となりました出演者インタビューですが、グランヴィル医師役の武久竜也(たけひさ たつや)さんのインタビューをお届けします。
床に伏しているヴイレッタを最後まで見届ける重要な役どころ。
3幕の歌、芝居に注目です。
では、インタビュー記事をどうぞ!
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グランヴィル医師を務める武久竜也です。
今年はヴェルディ生誕200年、みやこオペラ京都が第1回公演に選んだのは名作中の名作「椿姫」。
私自身にとっては過去にドビニー公爵で出演して以来、二回目の椿姫です。
今回の役、グランヴィル医師は普段は後ろで見守る控えめな役ですが、大事な場所では自から動く、誰よりも友情に篤い人間だと思います。
その深い内面を三〇過ぎの男がどこまで自身に投影できるか。非常に大きく、有意義な挑戦です。
唐突ではありますが、私の本籍地は京都、居住地は大津。
一方でみやこオペラ京都という名の団体ですが、第1回公演の会場は大津。
こんなところに意外な共通点 があるので、不思議な縁を感じております。
しかし何よりも心に届く、素晴らしい公演になるよう、一端を担いたいと思います。
初夏の昼下がり、びわ湖のほとりの素敵なホールでお過ごしになってはいかがでしょうか。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。
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